Adobe Premiere を使って結婚式余興動画を作ろう。ステップ6〜音量の調整〜
目次
軽い気持ちで引き受けた結婚式の動画制作で苦労してるそこのあなた!今回は動画の出来栄えを大きく左右する音声の編集に関して紹介していきますよ!
前回のステップまでで、利用したい素材の準備方法までを紹介してきました。
このステップでは、前回同様に切り出した動画の素材を味付けしていく(前回までの料理のたとえは最後まで貫きます)行程になります。
今回はAdobe Premiereで
①タイトルの作成方法(テキストや、メッセージなどの作成)
②動画・写真の繋ぎ目にかけるエフェクト
③写真のズームイン・アウト
④音量の調整
この4つの作業方法を簡単に紹介していきます。
今回のステップで利用する素材の説明
今回は紹介するにあたり著作権フリーの音楽素材を提供しているyoutubeオーディオライブラリの素材を利用して説明をしていきます。※動画の音声データに関しても編集方法は同様ですのでしっかりと確認しておいてください。
さらに、前回記事で紹介したAdobe Premiere を使って結婚式余興動画を作ろう。ステップ5〜写真のズームイン・アウト〜の内容や今まで出てきた内容も活用しての参考動画も掲載しますので今までの復習も兼ねて確認してください。
今回のステップでのゴール
今回利用する素材に関しては写真のスライドショーに音楽をつけて下記のような簡単なショートムービーを作成します。
タイムラインに素材を配置していきましょう
今回利用するデータは
音楽データ×2
写真データ×4
まずはタイムラインに下記のように素材を配置していきましょう。
前回までのステップで写真のズームインやアウトの方法は紹介してきましたので、4枚の写真に下記のようにズームイン・ズームアウトがかかっている前提で内容を進めていきます。また、各写真のつなぎ目には、ステップ4で紹介したクロスディゾルブのエフェクトが使用されていることとします。
そして今回のステップで利用する音声データを二つ下記のように配置しておきましょう。
今回はこの音楽データのフェードイン・アウト、またボリュームの調整に関して紹介していきます。
音量を調整するための画面を確認
画面右下のタイムラインに注目してください。
上記図のように音声データを配置している部分の開いているスペースで、スクロール(macを利用してる方は二本指でスクロール)すると列が伸びることが確認できると思います。
実際に画面表示が伸びた状態はこちら
縦長にA1の列が伸びたことがわかりますね。列が無事縦に伸びたところで注目していただきたいのが音楽データの真ん中に線が一つ入っているのが見えるかと思います。
これが音楽データの音量を示している線になります。
ここまでで、音楽(音声含む)データの編集するための準備は完了です。
音楽データを必要な部分だけにする
ここまでで音楽データを編集する準備ができました。しかし、今回は写真を4枚しか利用しないので、必要のない部分を削除してしまいましょう。
削除方法は写真や動画の作上方法と同様ですので下記動画を参考にしてみてください。
音楽データの編集方法
先ほど紹介した方法でA1の列を縦長に伸ばして編集できる状態にしてください。
編集に利用するのは
タイムライン横に配置してあるペンツールを利用します。
実際に編集している動画がこちら↓
曲の終わり方をペンツールを活用してフェードアウトさせることができました。
フェードインに関しても同様の方法で曲のはじめの部分をペンツールで選択して選択箇所を移動することで音量の調整をすることが可能です。
全体の音量を調整したい時
先ほどの動画をみてもらうとわかるかと思いますが前半部分音量が小さくて聞こえにくいかと思います。
そこで音楽データの音量を大きくしたり、小さくする方法も紹介しておきます。方法はいたって簡単。
先ほど選択した”ペンツール”から”選択ツール”に選択を変更します。
選択ツールにて音楽データの上の白いバーにカーソルを合わせると、音量の上下をすることができますので上下させて音量の調整をしてみてください。
ここまでの作業で一番最初に紹介した動画が作成することが可能です。
あとは装飾していくだけ
ここからは以前の記事で紹介していた、タイトルの作成方法を活用してお祝いのテキストを入れていけば簡単な動画を作成が可能です。
今までの復習も兼ねて是非挑戦してみましょう。
次回からはもう少し細かいPremiereの使用方法を紹介していきますので楽しみにしていてください。