新しいを創造する知恵
2015.04.04

開発ノート:YouTube Data APIの利用

YouTube DATA API 導入の記録です。Google ID 取得から実際に検索データを引っ張ってくるまでを紹介します。同じ壁に二度ぶつからないよう、はじめてする方は参考にしてください。


GoogleのIDを作成する

今回利用するのは、YouTube Data API のバージョン3です。Googleのアカウントを持っていない方は作成してGoogle Developers Console からログインします。 

スクリーンショット 2015-04-04 15.59.30

 

プロジェクトを追加する

YouTube Data API を使用するサービスを追加します。

スクリーンショット 2015-04-04 16.14.48

 

プロジェクトを作成したら、YouTube Data APIを選択し、APIを有効にします。

スクリーンショット 2015-04-04 16.38.40

 

サンプル、その他必要ファイルを用意する

APIを利用するためのページのサンプルを用意します。今回は検索データを利用するのでGutHubからserch.phpを用意します。同様に、google-api-php-client-masterを用意します。これらをAPIを利用するサイトのサーバー上の同じ階層に入れます。

スクリーンショット 2015-04-04 18.56.40

 クライアントIDとAPIキーを設定する

クライアントIDとAPIキーを設定します。今回はウェブサービスでAPIを利用するので、リダイレクトURIにはAPIを読み込むページのURL(ファイルを置いた階層までのパス/search.php)を、JavaScript生成元にはトップページのURLを指定します。また、リファラーは何も指定せずにAPIキーを作成します。

スクリーンショット 2015-04-04 16.46.28

 

ここまでで、利用する下準備は完了です。それではコードに移ります。

コードを編集し、データを持ってくる

search.phpの19,20行目を

 次のように書き換えます。

 さらに28行目に

 先ほど入手したAPIキーを入れます。

 これで編集完了です。それでは検索ページを開いてみましょう。

スクリーンショット 2015-04-04 19.33.08

 

検索してみます。

スクリーンショット 2015-04-04 19.35.38

 データを持ってくることができました。

欲しい情報を選択する

次にsearch.phpを編集して、欲しい情報を持ってきます。詳細はGoogleDevelopersのここにのってます。今回は検索条件をvideoに指定し、検索総数を表示させてみます。41行目でvideoを指定し、67行目で検索総数を取得し、69行目で表示させます。

 検索結果は次のようになります。

スクリーンショット 2015-04-04 20.10.03

 

以上、YouTube Data APIの導入方法の紹介でした。