新しいを創造する知恵
2015.06.21

Shiny Server 導入STEP1

Shinyは統計分析言語Rを使用したインタラクティブなグラフを作成できるツールです。ここではShinyで作成したインタラクティブなグラフをwebアプリとして公開するためのShiny Serverのインストールの方法をご紹介いたします。


STEP1ではShiny Serverをインストールするために、Ubuntu 12.04以上のOSが入ったサーバーを用意し、Shiny Serverをインストールします。ここでは、アマゾンウェブサービス(以下AWS)でOSをUbuntu 12.04にして、仮想サーバーを用意します。

AWSで仮想サーバーを用意する

ここではhttp://tech-sketch.jp/2014/03/shiny-rweb.htmlを参考に作業を進めていきます。

AWSのトップページからEC2を選択します。

スクリーンショット 2015-06-20 21.06.45

「インスタンスを作成」を押して、

スクリーンショット 2015-06-20 21.07.37

Ubuntuを選択します。

スクリーンショット 2015-06-20 21.08.08

案内に従ってSSHで接続のための鍵ファイルを作成し、そのまま案内に従って進み、仮想サーバーの作成を全て完了させます。

次に、EC2のトップページのセキュリティグループから、先ほどの作成で新たに追加されたグループを選択し、ポートが3838のルールを追加します。

スクリーンショット 2015-06-20 23.19.11

macのターミナルで仮想サーバーに接続するために、作成した鍵ファイルはユーザー>ユーザー名>.sshのフォルダの中に入れておき、ターミナルで次のコマンドを打ち、

パーミッションを600にしておきます。

次のコマンドで仮想サーバーに接続をします。

パブリック DNSはEC2のトップページからインスタンスへ行き、作成したインスタンスを選択すれば見ることができます。

Rをインストール後、Shiny Serverをインストールする

ここではhttp://www.rstudio.com/products/shiny/download-server/を参考に作業を進めていきます。

続いて、統計処理の言語Rを仮想サーバーにインストールし、その後Shiny Serverをインストールします。最新のバージョンをインストールするため、sources.listにテキストを挿入します。ターミナルで仮想サーバーに接続した状態で、次のコマンドを打ち、

編集画面から一番最後に次の行を追加します。

その後は、参考元に従って次のコマンドを実行していきます。

以上で仮想サーバーにShiny Serverがインストールされました。

WEBアプリの設置はSTEP2でご紹介いたします。