Shiny Server 導入STEP1
Shinyは統計分析言語Rを使用したインタラクティブなグラフを作成できるツールです。ここではShinyで作成したインタラクティブなグラフをwebアプリとして公開するためのShiny Serverのインストールの方法をご紹介いたします。
STEP1ではShiny Serverをインストールするために、Ubuntu 12.04以上のOSが入ったサーバーを用意し、Shiny Serverをインストールします。ここでは、アマゾンウェブサービス(以下AWS)でOSをUbuntu 12.04にして、仮想サーバーを用意します。
AWSで仮想サーバーを用意する
ここではhttp://tech-sketch.jp/2014/03/shiny-rweb.htmlを参考に作業を進めていきます。
AWSのトップページからEC2を選択します。
「インスタンスを作成」を押して、
Ubuntuを選択します。
案内に従ってSSHで接続のための鍵ファイルを作成し、そのまま案内に従って進み、仮想サーバーの作成を全て完了させます。
次に、EC2のトップページのセキュリティグループから、先ほどの作成で新たに追加されたグループを選択し、ポートが3838のルールを追加します。
macのターミナルで仮想サーバーに接続するために、作成した鍵ファイルはユーザー>ユーザー名>.sshのフォルダの中に入れておき、ターミナルで次のコマンドを打ち、
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chmod 0600 .ssh/鍵ファイルの名前.pem |
パーミッションを600にしておきます。
次のコマンドで仮想サーバーに接続をします。
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ssh -i .ssh/鍵ファイルの名前.pem ubuntu@作成したインスタンスのパブリック DNS |
パブリック DNSはEC2のトップページからインスタンスへ行き、作成したインスタンスを選択すれば見ることができます。
Rをインストール後、Shiny Serverをインストールする
ここではhttp://www.rstudio.com/products/shiny/download-server/を参考に作業を進めていきます。
続いて、統計処理の言語Rを仮想サーバーにインストールし、その後Shiny Serverをインストールします。最新のバージョンをインストールするため、sources.listにテキストを挿入します。ターミナルで仮想サーバーに接続した状態で、次のコマンドを打ち、
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sudo vi /etc/apt/sources.list |
編集画面から一番最後に次の行を追加します。
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deb http://<my.favorite.cran.mirror>/bin/linux/ubuntu vivid/ |
その後は、参考元に従って次のコマンドを実行していきます。
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$ sudo apt-get install r-base $ sudo su - \ -c "R -e \"install.packages('shiny', repos='http://cran.rstudio.com/')\"" $ sudo apt-get install gdebi-core $ wget http://download3.rstudio.org/ubuntu-12.04/x86_64/shiny-server-1.3.0.403-amd64.deb $ sudo gdebi shiny-server-1.3.0.403-amd64.deb |
以上で仮想サーバーにShiny Serverがインストールされました。
WEBアプリの設置はSTEP2でご紹介いたします。